毎週絵本

毎週、子ども向けに図書館で絵本を10冊借りることを習慣にしています。季節に合ったおすすめ絵本を紹介していきます。

ピッキーとポッキー

今週は「春」にちなんだ絵本を紹介します。
この本を読むと、お弁当を持ってお花見に行きたくなります!

ピッキーとポッキー

  • 作者(文):嵐山光三郎
  • 作者(絵):安西水丸
  • 初版:1993/3/25
  • 対象年齢:2歳~

 

あらすじ

きょうはさくらやまでお花見の日。

うさぎのピッキーとポッキーは、もぐらのふうちゃんと一緒に出掛ける準備をします。3人で作ったお弁当は、にんじんのはっぱまき、にんじん、すみれのサンドイッチ、夏みかん、おむすび、なのはなのサラダ、きのみのジュース、いちご、りんご。

菜の花畑、れんげ畑を通り、時々遊んだり休んだりしながら、モグラのトンネルをくぐって・・・。たどり着いたさくらやまには、みんなもう集まっていました。さあ、お花見の始まりです!

おすすめポイント

ピッキーとポッキーの楽しそうな生活!

すかんぽにたまったあさつゆで歯を磨いたり、お弁当にすみれのサンドイッチや菜の花のサラダを作ったり、れんげのまりや首飾りを作ったり・・・
ピッキーとポッキーが自然にあるものをうまく使って生活している様子が細かく描かれています。ままごとで

作者について

作者の嵐山光三郎さんと安西水丸さんは出版社の同僚で、親戚のように仲が良かったそうです。嵐山光三郎さんが個人的に文章を書いているから絵を書いてくれないかと安西水丸さんに声をかけ、できあがったのがピッキーとポッキーです。

絵本の「ぶん」と「え」の作者が異なる場合、なかなか両者のイメージを合わせるのは難しいだろうなと思うのですが、ピッキーとポッキーの場合はきっと楽しく議論しながら作られたのでしょうね!