めくってばあ！
今週も、親子で遊べる絵本を紹介します。
この絵本にはずいぶんお世話になりました！
あらすじ
チューリップの花びらをめくると、ありさんが「ばあ！」
キャベツのはっぱをめくると、あおむしさんが「ばあ！」
干しているTシャツをめくると、ちょうちょさんが「ばあ！」
フェルトのしかけをめくると、隠れているかわいい虫や動物が「ばあ！」と出てきます。
さぁ、主役のぴよちゃんはどこに隠れているのかな？
おすすめポイント
成長に合わせて違った遊び方ができる！
ものを持って遊び始める月齢では、本を持ったりなめたり食べたり。もう少し手先が器用になると、ページをめくったりフェルトをめくったりひっぱったりします。
赤ちゃんにも持ちやすい大きさと重さなので、持ち始めると早い段階からページをめくるようになると思います。ページが厚い紙で丈夫にできているので、多少なめたりかんだりしても破れることはありません。
「いないいないばぁ」がわかるようになると、「ばぁ！」と言いながらフェルトをめくるようになり、言葉が出始める頃にはフェルトに隠れている虫や動物の名前を言えるようになります。
0才～2才頃まで、成長に合わせてずっと楽しめる、お得な絵本です。
作者について
絵本コーナーに必ず置いてある「ぴよちゃん」シリーズ。作者はいりやまさとしさんです。
いりやまさんは、絵本のダミーをご自身の息子さんや保育園の子供たちに見せて反応を確かめてから絵本を作られています。しかけ部分も画用紙を切ったり貼ったりして作るそうですよ。自分がいいと思っていても子供はそうでない場合も多く、とても参考になるんですって。
この「めくってばあ！」の反応はきっと良かったでしょうね～。うちの子は赤ちゃんの頃からずっと読み続けています。子どもの目線に立った絵本、これからも楽しみにしています！
