ぎょうれつのできるレストラン
「StayHome」な毎日ですが、みなさんはどう過ごされていますか?
私はこれを機に糖質制限ダイエットを始めました。3食家で食べることになった今は、ダイエットのチャンスかな?と。はじめてから3週間、1.5kgほど減りました。目標はマイナス4kg。がんばろうっと。
今日は、糖質制限中の私には厳しい絵本です。おいも、おいしそう~!!
あらすじ
ぐうぐうやまのてっぺんにある木の上に、ふくろうさん一家が経営するレストランがあります。ふくろうの子ども、ポーの夢は、コックさんになること。お父さんお母さんを手伝おうとしますが、「まだ小さいから」と手伝わせてくれません。くやしいポーは内緒でお使いに行こうとしますがうまく飛べず、木の下までおっこちてしまいました。
木の下で出会ったのは、もぐらさん。おいもをたくさん作ったからみんなに食べてもらいたくてレストランを作ったけれど、料理が下手で困っています。ポーはもぐらさんの代わりにおいもを料理します。スイートポテトにおいものグラタン、タルトにカップケーキ。ポーのおいしい料理は、あっというまに動物たちのおなかのなかへ。
その様子を見つけたポーのお父さんとお母さん。ポーの料理を食べて、「とってもおいしいわ!」「ポーもあしたからうちのレストランのコックさんだ」と、ポーを見直します。ポーも喜びますが、まだうまく飛べないポーは、木の上のおうちに帰ることができないことに気が付きます。どうしよう・・・?
おすすめポイント
分けてあげたり、助け合ったりするのが当たり前の世界
ぎょうれつシリーズは、ふくざわゆみこさんのおいしいそうな絵が魅力ですが、絵本のストーリーもとても良いのです。ただただおいしいお店のお話、ではなくて、主人公は迷ったり困ったことに遭遇しますが、主人公の努力とみんなの助けで乗り越えるお話になっています。
今回のお話では、もぐらさんがみんなに食べてもらおうと思っておいもを料理し、料理が得意なポーは、もぐらさんを助けます。最後に木の上の家に帰れず困っているポート、森のみんなが助けました。
ぐうぐうやまの動物たちは、食いしん坊で遠慮なくもぐもぐ食べますが、それはお互いがいつも分けたり助けたりが当たり前になっているから。こういうコミュニティってどうやったらできるのかな?まずは自分からがんばるしかないけれど、分けたり助けたりばっかりだと辛くなりそうです。がんばっていれば、同じ考えの人が集まってくるものなのかな。
作者について
作者はふくざわゆみこさんです。
このブログでは、「ぎょうれつのできるおいしいえほん」シリーズをもう3冊も紹介してしまいました。今回も細かい描き込みを探しましたが、 ぎょうれつのできるパンやさん のふっくらおじさん ぎょうれつのできるケーキやさん のありさんを見つけましたよ!ちょっと難しいので、お子さんといっしょに探してみてください。
ふくざわゆみこさんの絵本は、こちらでも紹介しています。