毎週絵本

毎週、子ども向けに図書館で絵本を10冊借りることを習慣にしています。季節に合ったおすすめ絵本を紹介していきます。

パンダくんのおにぎり

桜も満開で暖かくなってきたけれど、なかなかおでかけできませんね~。早くワクチンができて、コロナウィルスがインフルエンザぐらいの扱いになるといいのだけど!

今日のGoogleのトップページは「公衆衛生従事者・研究者のみなさん、ありがとう。」をテーマにしたロゴになっていました。

https://rits-cheder.xyz/doctor/

「コロナいつまで続くのよ~、イライラ」って思ってしまいますけど、自らを危険にさらしながらウィルスに立ち向かう人たちに感謝の気持ちを忘れず過ごしたいと思います。Googleさん、気づかせてくれてどうもありがとう。

 

パンダくんのおにぎり

  • 作者(文・絵):いしかわ こうじ
  • 初版:2009/10/05

 

あらすじ

パンダくんは、おかあさんといっしょに山登りにきました。頂上についておにぎりを食べようとしたら、「ころころころーん!」山の斜面をおにぎりは転がっていってしまいました。

パンダくんがおにぎりを追いかけていくと、シマウマさんに会います。おにぎりはどこにいったのかな?
次に出会うのはうさぎさんのピアノコンサート。おにぎりはどこにいったのかな?
次はペンギンさんのスケートリンク。おにぎりはどこにいったのかな?

おにぎりを探しながら読み進める、楽しい絵本です。

おすすめポイント

思ったより難しい・・・

シマウマさん、ピアノ、ペンギン等、この山にはなぜか白黒のものばかりあるみたいです。白黒の中に隠れた白黒のおにぎりを探すのは、むむ・・・思ったより難しいぞ!

こういう探す系の絵本は、1回見つけてしまったら終わりなのかと思いきや、子どもは気に入って何回も読み聞かせリクエストをしてきました。どのページも、どこにおにぎりがあるか覚えてしまっているので、探すのが楽しいというよりも、「あったー!」と言うのがうれしいみたいです。

子どもと一緒に探して楽しむもよし、おにぎり以外の絵を見て楽しむもよし、読んだ後おにぎりを作って食べるのもよし!いろいろおいしい絵本です。

作者について

作者は、いしかわこうじさんです。

「年齢も国籍も関係なく楽しめる絵本を作りたい」とおっしゃるいしかわさん。この絵本も間違いなくみんな楽しめます!だって私みたいなおばさんもすっかり楽しませてもらいましたから。

いしかわさんの絵本はこちらでも紹介しています。

main.maishuehon.com