毎週絵本

毎週、子ども向けに図書館で絵本を10冊借りることを習慣にしています。季節に合ったおすすめ絵本を紹介していきます。

ピヨピヨスーパーマーケット

 最近スーパーに行っても、いろいろなものが売り切れています。
話題になったホットケーキミックス、小麦粉類、
ベーキングパウダーやドライイーストはもちろん、
バターまで売っていませんでした。。。
三ツ矢サイダーも売り切れていたのですが、
これはコロナのせいじゃなくたまたまかな?? 

この絵本みたいに、商品がいっぱいの楽しいスーパーに
行ける日が待ち遠しいです!

 

ピヨピヨスーパーマーケット

  • 作者(文・絵):工藤 ノリコ
  • 初版:2003/12/1
  • 対象年齢:2歳~

あらすじ 

ピヨピヨひよこの5にん兄弟は、お母さんとスーパーマーケットへ。
みんなの頭の中はほしいお菓子でいっぱいです。 

お母さんは特売セールに夢中。
その間にピヨピヨたちはお菓子をかごの中に入れていきます。
ビスケット、チョコレート、あめちゃん、ドーナツ・・・
でも、お母さんに見つかって止められてしまいます。 

つまらないの!
がっかりして家に帰ったピヨピヨたち。
お父さんとお風呂から上がったら・・・なんだかいい匂い。 

今日のごはんはスパゲッティだ!ばんざい!
やっぱりお母さんがだいすき!!  

おすすめポイント

ぎっしり並んだ商品とお客さんが醸し出す、楽しいスーパーの風景

みなさんはスーパーに行くのが好きですか?
私は家事の中で一番好きです。 

おいしそうな食品は眺めているだけで楽しいです。
旬の生鮮食品や催し物のコーナーを見て季節を感じたり、
いつものお値段より安く買えたらなんだか満足感も得られるし。 

この絵本に出てくるスーパーも、そんな感じを味わえます。
商品がぎっしりと棚に並んだ風景は、色鮮やかでとっても楽しそう。
見ているだけでわくわくしてしまいます。 

ピヨピヨたちがスーパーでかくれんぼをはじめてしまったり、
お菓子を買ってと駄々をこねる子がいたり。
くすっと笑ってしまう風景も描かれています。 

こんな日常に、早く戻りたいなぁ!

作者について

作者は、工藤ノリコさんです。
ノラネコぐんだんシリーズで有名ですよね。 

この絵本は、
「お母さんが働いている/いないに関わらず、
親子で必ず行くのはスーパー」
という担当編集さんの提案でできました。 

徹底的にスーパーを視察し、写真もたくさん撮って、
絵本を描き上げたそうです。
スーパーの雰囲気、とっても良く出ていますよね~。 

工藤さんは、インタビューでこう語っています。

 私のつくる絵本はどれもエンターテイメントのためのもので、
特にメッセージや教訓めいたものは込めていません。

お母さんやお父さんと一緒に読んで笑ったり、ドキドキワクワクしたり…絵本はそういう幸せな時間のためにあるんじゃないかと思います。

出典:mi:te スペシャルインタビュー

いつも親子で楽しませてもらっています!
これからも楽しい絵本、お願いします!!