あめぽったん
今週は「雨」にちなんだ絵本を紹介します。
私は雨がうっとおしく感じますが、好きな子もいるんですね~。
あらすじ
あめあめぽったんあめぽったん。
雨が降ると、かたつむりやかえるなど、雨大好きな生き物たちが出てきます。
雨の中のおさんぽは楽しいな、明日も雨ならいいのにな。
おすすめポイント
リズミカルに歌うように読める
「あめあめぽったんあめぽったん♪」と思わず歌うように読んでしまう、楽しい絵本です。 対象年齢は2歳~となっていますが、リズムが楽しいので1歳頃からでも喜んでくれると思います。
作者について
ひろかわさえこさんは、武蔵野美術大学商業デザイン科を卒業後、絵本の企画と絵の仕事に従事され、30代になってから絵本作家になりました。
絵本を作るとき、言葉の音とリズムをとても大切にされているそうです。おなかの中でおかあさんの心音を聞いていたあかちゃんは、きっと打楽器のようなリズム・音が心地よいのではないかという思いからだそうです。
ひろかわさんの文章は「5-7-5-7-7」のようなリズムで構成されていることが多く、なんとなく歌うように読めてしまうのです。そして子供もそれを楽しそうに聞いています。作者の思いが私たち親子にも伝わっていますね。